ブログの読者を増やすにはペルソナを作るといいのか？メリットとデメリット

ブログではペルソナを設定するといいとよくいわれます。
ペルソナとはマーケティングで使われるもので、架空のユーザーのことをいいます。

ブログにペルソナを設定するといい理由は、大勢の人に向けた記事よりユーザーのニーズに合った記事を書きやすいからです。

ならばアフィリエイトブログでペルソナを設定するのは大事なことだと思えます。
ですが、ただペルソナを設定すれば必ずブログにアクセスが集まるとは限りません。

では、どんな風にペルソナを設定するのがいいのでしょうか。
今回は、ペルソナの設定について、メリットとデメリットを書いていきます。

ペルソナを作るメリット
ペルソナを設定するデメリット
ペルソナの設定をする方法
まとめ

ペルソナを作るメリット

ブログでペルソナを作るメリットは、誰にも当てはまるような内容のブログの記事より、たった一人に向けた記事の方がかえって読む人に刺さるということです。

何かの悩みや問題を解決したい人に向けた記事などは、ある程度の人物像が思い浮かびます。
その人のために書いた記事は、同じ悩みを抱えた人にとってはとても役に立つため、ブログの読者になってくれる可能性が高いです。

とくに悩みを解決する記事では、より深いところまで理解したような内容になり、読者が求めていた記事になります。
すると、その記事を読んだ人はこのブログは自分に向けて書かれていると思ってブックマークしてくれるでしょう。

ブックマークまでしてくれる読者は、検索からではなくブックマークからブログに訪問してくれるようになります。
そういった読者が増えれば、検索の上位にブログが表示されていなくてもブログに来てくれる人が増えます。
検索からの訪問だけでなく、ブログを気に入って再訪問してくれる読者が多い方が売り上げにもつながりやすいです。

そのような人はブログに滞在する時間が長くなったり、他の関連する記事も読んでくれたりする可能性が高く、結果的にGoogleからのブログの評価が上がって検索の上位に表示されることもあります。

それから、ペルソナを細かく設定することで、他にはない内容の記事を書くことができます。
ペルソナに向けて書いた記事はライバルとの差別化にもつながるし、記事を読む人がまるで自分にだけ書かれているように思うくらい細部に焦点を当てた記事を書くことができます。

また、ペルソナを設定すると具体的で細かいテーマになります。
それによって記事のネタをたくさん作り出すことができ、ネタ切れになることが少なくなります。

ペルソナを設定するデメリット

ブログでペルソナを設定するデメリットは、多くの人に当てはまる設定ではないため、自分に向けた記事ではないと思う人は訪問してくれなくなる可能性があることです。

その代わりに、この記事は自分のために書かれた記事だと感じる人にとってはとても役に立つ記事になります。
むしろブログの方向性に合う人が集まるようになり、ブログに訪れた人のためになるブログになるでしょう。

ですので、この場合のデメリットはそれほど気にしなくても大丈夫です。

もう一つのデメリットはブログ作成までに時間がかかることです。
なぜなら、ペルソナの設定を間違えるとほとんど存在しないユーザーに書いていることになり、自分に向けた記事だと思う人が少なくなってしまうので、まずはリサーチが必要だからです。

リサーチとは、ペルソナが検索しそうなキーワードを調べ、そのキーワードから悩みをあぶり出していくことです。
このキーワードや悩みは、勝手にイメージして考えるのではなく、実際に検索されているキーワードから悩みを見つけていきます。
そのため、ただ記事を書くよりも時間がかかってしまい、ブログ作成の速度もその分遅くなってしまいます。

しかし、きちんとリサーチしてペルソナの求める記事を書くことによって、読者は他の記事も読んでくれる可能性があるので、結果的にはプラスになるでしょう。